朝7時、目覚ましが鳴らない。
当たり前です。もう、セットしていないんですから。
定年退職して3ヶ月。
カーテンの隙間から差し込む朝日をぼんやり眺めながら、私はベッドの中で天井を見つめていました。
40年以上、毎朝6時に起きて満員電車に揺られていた体が、急に「何もしなくていい朝」に放り出された感覚。
リビングに降りても、妻はパートに出かけた後。
テレビのワイドショーを流し見しながら、インスタントコーヒーをすする。
時計を見ると、まだ午前9時。
「……今日も、あと12時間あるのか」
思わずため息が出ました。
「毎日が日曜日」 ーー 退職前は夢のような響きだったこの言葉が、いざ現実になると、じわじわと胸を締めつけてきます。
仕事という「やるべきこと」がなくなった途端、自分には趣味らしい趣味がないことに気づいたんです。
あなたも、同じような朝を過ごしていませんか?
テルヒロさん、私もまさにそれで困ってるのよ。
夫が定年してから毎日リビングでゴロゴロしてて……。
「趣味でも見つけたら?」って言っても「何をすればいいかわからない」の一点張りだわ。
ヒロテルさん、その気持ちはよくわかるよ。
私も退職直後はまったく同じだったからね。
でも大丈夫。趣味は「見つける」んじゃなくて、自分の好みを整理すれば自然と浮かび上がってくるものなんだ。
この記事では、60代に人気の趣味をランキング形式でTOP10にまとめました。
65歳・元ITエンジニアの私が、定年退職後に実際に「趣味探し」に奔走した経験をもとに、それぞれの趣味の費用感・体力レベル・始めやすさまで具体的にお伝えしていきます。
読み終わる頃には、「これ、ちょっとやってみようかな」という候補が2つ3つ、頭に浮かんでいるはずですよ。
1. 60代に人気の趣味ランキングTOP10

まずは結論から。
内閣府の「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」やシニアライフ総研のデータ、各種メディアの調査結果を総合すると、60代に人気の趣味は以下のようなランキングになります。
| 順位 | 趣味 | 費用感(月額目安) | 体力レベル |
| 1位 | 散歩・ウォーキング | 0円 | ★☆☆ |
| 2位 | 国内旅行・日帰り旅 | 1〜5万円 | ★★☆ |
| 3位 | 園芸・家庭菜園 | 1,000〜3,000円 | ★☆☆ |
| 4位 | 読書・図書館通い | 0円 | ★☆☆ |
| 5位 | 料理・お菓子作り | 3,000〜5,000円 | ★☆☆ |
| 6位 | カメラ・写真撮影 | 0〜5,000円 | ★☆☆ |
| 7位 | 楽器演奏 | 3,000〜1万円 | ★☆☆ |
| 8位 | ゴルフ・グラウンドゴルフ | 5,000〜2万円 | ★★☆ |
| 9位 | ブログ・SNS発信 | 0〜1,000円 | ★☆☆ |
| 10位 | 語学学習 | 0〜8,000円 | ★☆☆ |
ご覧のとおり、費用ゼロ〜月数千円で始められる趣味が上位を占めています。
「お金がかかるんじゃ……」という心配は、ほとんどの場合杞憂ですね。
それでは、1位から順に詳しく見ていきましょう。
第1位|散歩・ウォーキング
60代の趣味で圧倒的な1位は、散歩・ウォーキングです。
理由はシンプル。
費用はゼロ、特別な道具も不要、体力に合わせてペースを調整でき、しかも健康効果が科学的に証明されている。
これほど「始めない理由がない」趣味は他にありません。
国立長寿医療研究センターの研究によると、1日30分以上の歩行を週5日続けることで、認知症の発症リスクが約28%低下するというデータがあります。
さらに、東京都健康長寿医療センターの調査では、1日8,000歩を歩く高齢者は、2,000歩以下の人に比べて要介護リスクが約50%低いことも報告されています。
「ただ歩くだけ」で、ここまでの効果があるんです。
私自身、退職後すぐに始めたのがウォーキングでした。
最初は近所のスーパーまで往復するだけ。
正直、「これのどこが趣味なんだ」と思っていました。
ところが、ある朝、いつもと違う道を一本入ってみたんです。
住宅街の裏手に小さな川沿いの遊歩道があって、桜並木の下をカワセミが飛んでいく。
40年間この街に住んでいて、まったく知らなかった風景がそこにありました。
その日からスマホで写真を撮りながら歩くようになり、気づけば毎朝6,000〜8,000歩。
「ただ歩く」が「楽しく歩く」に変わった瞬間でしたね。
- ポッドキャストや音楽を聴きながら歩く:耳からの刺激が加わると、同じコースでも飽きにくくなります
- スマホで写真を撮りながら歩く:季節の花や空の色を記録すると、散歩が「作品づくり」になります
- 歩数アプリで記録する:数字が積み上がる達成感は、元エンジニアにはたまりません
タケシえ、散歩って趣味にカウントしていいんすか?
おじさん世代、ハードル低すぎじゃね?

タケシくん、侮るなかれ。
歩くことで前頭葉の血流が増えて、脳が活性化するんだよ。
デスクワークでアイデアに詰まったら散歩してみな。きっと驚くから。
散歩・ウォーキングは、他の趣味との「掛け算」がしやすいのも大きな魅力。
写真撮影、バードウォッチング、御朱印集め――歩くことがベースにあると、趣味の幅がどんどん広がっていきます。
まずは玄関を出ることから。
それだけで、60代の毎日は確実に変わり始めますよ。
第2位|国内旅行・日帰り旅
60代最大の特権。それは「平日に旅行ができる」ことです。
現役時代、ゴールデンウィークやお盆に高い料金と大混雑を我慢しながら旅行していた日々を思い出してください。
あの渋滞30km、新幹線の自由席に座れない2時間半、ホテルの料金が通常の2倍……。
定年後は、そのすべてから解放されます。
平日の観光地は驚くほど空いています。
京都の清水寺も、平日の午前中なら行列なしで拝観できることが珍しくありません。
宿泊費も平日料金なら土日の30〜50%オフになるケースがほとんど。
JR各社のシニア向け割引きっぷや、「大人の休日倶楽部」のようなサービスを使えば、交通費もかなり抑えられます。
旅のスタイルも、60代になると自由度が格段に上がります。
- 一人旅:自分のペースで気ままに。温泉宿でのんびり読書、なんて贅沢も
- 夫婦旅:子育てが終わった今だからこそ、二人の時間を取り戻す旅に
- 日帰り旅:近場の温泉やローカル線の旅。月1〜2回なら家計にも優しい
- テーマ旅:城巡り、酒蔵巡り、名物グルメ食べ歩き。テーマがあると旅の楽しさが倍増
私の場合、退職後に始めたのが「日帰り温泉+地元の食堂」という小さな旅でした。
電車で1〜2時間の温泉地に朝イチで向かい、午前中にひと風呂。
湯上がりに地元の定食屋で刺身定食をいただいて、午後は商店街をブラブラ。
交通費と食事代を合わせても5,000〜6,000円程度。
平日の露天風呂で、青空を見上げながら肩まで浸かるあの開放感は、現役時代には味わえなかったものですね。
大事なのは、旅行を「特別なイベント」ではなく「日常の延長」として捉えること。
月に1回の日帰り旅なら、年金生活でも無理なく続けられます。
そして旅先での発見や出会いが、次の旅へのモチベーションになっていく。
60代の時間を最も贅沢に使える趣味の一つと言えるでしょう。
第3位|園芸・家庭菜園
内閣府の「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」によると、60代の34.3%が園芸・家庭菜園を楽しんでいます。
実に3人に1人以上。
これほど多くのシニアに支持されている理由は、「土に触れる行為」そのものにリラックス効果があるからです。
園芸療法(ホーティカルチャー・セラピー)という分野があるほど、植物を育てる行為にはストレス軽減効果があることが知られています。
朝、ベランダに出てプランターの苗に水をやる。
昨日よりほんの少しだけ伸びた茎を見つけて、「おっ、成長してるな」と声をかける。
馬鹿馬鹿しいと思うかもしれませんが、この小さなルーティンが、1日に「目的」と「楽しみ」を与えてくれるんです。
「庭がないから無理」と思った方、安心してください。
ベランダのプランター1つあれば、立派な家庭菜園が始められます。
- プランター(深型30cm):500〜800円
- 培養土(14L):300〜500円
- 苗(ミニトマト・バジルなど):100〜300円
- 合計:約1,000〜1,500円でスタート可能
初心者におすすめなのは、ミニトマト。
4月に苗を植えれば、7月には赤い実がたわわに実ります。
自分で育てたミニトマトをもいで、その場でパクリと食べる。
太陽の熱を吸った果実の、あの甘酸っぱい味は、スーパーのトマトとはまるで別物ですよ。
さらに、収穫した野菜やハーブが食卓に並べば、食費の節約にも直結します。
趣味と実益を兼ねた、60代にぴったりの営みではないでしょうか。
第4位|読書・図書館通い
読書の最大の魅力は、費用ゼロで無限の世界に触れられること。
そして60代にとって、その「費用ゼロ」を支えてくれる最強の味方が図書館です。
「図書館なんて学生時代以来……」という方、今の図書館をご存じですか?
最近の公共図書館は、ネットで蔵書検索・予約ができるのが当たり前。
自治体によっては電子書籍の無料貸出サービスまであり、スマホやタブレットで借りた本を読めるんです。
わざわざ出かけなくても、自宅のソファで「図書館の本」が読める時代になりました。
もちろん、足を運ぶ価値も十分にあります。
平日午前の図書館は、静かで落ち着いた空間。
窓際の席で、コーヒーの香りが漂うカフェ併設の図書館も最近は増えてきました。
「毎週火曜は図書館の日」と決めるだけで、1週間にリズムが生まれます。
- ネット予約を活用:人気の新刊も予約しておけば、順番が来たら取り置きしてくれます
- 相互貸借を使う:近隣の図書館の蔵書も取り寄せ可能。蔵書数が一気に何倍にも
- 読書会に参加:月1回、図書館主催の読書会を開催しているところも多い。感想を語り合う仲間ができます
私は退職後、月に7〜8冊のペースで本を読むようになりました。
現役時代は通勤電車の中でしか読めなかったのが、今は朝食後にたっぷり2時間。
ページをめくる手が止まらなくなり、気づいたら昼を過ぎていた、なんてことも珍しくありません。
ただし老眼との闘いは避けられないので、文字サイズが調整できる電子書籍リーダーも1台あると重宝しますよ。
読書は「一人の時間」を豊かにしてくれる趣味。
そして読書会に参加すれば、同じ本を読んだ人との対話が「人とのつながり」も生んでくれます。
孤独になりがちな60代の日常に、静かだけれど確かな彩りを添えてくれる趣味ですね。
第5位|料理・お菓子作り
定年後の男性に、今もっとも人気が急上昇しているのが料理です。
その理由は明快。
毎日3食、必ず「食べる」という行為があるから、趣味がそのまま実生活に直結するんです。
作った成果がすぐに食卓に並ぶ。
家族が「おいしい」と言ってくれる。
この即時フィードバックの速さは、他の趣味ではなかなか味わえません。
ベターホーム協会の調査によると、60代男性の料理実施率はこの10年で約1.5倍に増加しています。
「男子厨房に入るべからず」の時代は、とっくに終わりました。
全国の料理教室でも「男性限定クラス」や「シニア初心者コース」が続々と開設されており、包丁の握り方から教えてもらえる環境が整っています。
月謝は3,000〜5,000円程度のところが多く、月2回のレッスンで基本が身につくカリキュラムが一般的です。
かく言う私も、退職するまでカップ麺すらまともに作れなかった人間です。
お湯を注いで3分待つだけなのに、蓋を開けるタイミングが早すぎて麺が硬かったり。
最初に挑戦した卵焼きは、フライパンにこびりついて無残な「スクランブル状の何か」になりました。
でも、3回、4回と繰り返すうちに、卵がスルリと巻けるようになった時の達成感たるや。
IT業界で40年バグと闘ってきた私ですが、卵焼きのデバッグもなかなか奥が深いものです。
料理教室に通えば、同じ「初心者仲間」との出会いもあります。
退職後に人間関係が細くなりがちな60代にとって、月2回のレッスンが貴重な社交の場になるんです。
鍋を囲みながら「今日の味付け、ちょっと塩が多かったかな」なんて笑い合える関係。
これは仕事の飲み会とはまったく違う、心地よいつながりですね。

男の人が料理できるようになると、本当に助かるのよね。
うちの夫にも見習ってほしいわ……。

最初は卵焼きひとつ満足に作れなかったけどね。
でも「食べる人が喜んでくれる」って、何歳になっても嬉しいものだよ。
テルさんのご主人にも、まずは味噌汁あたりから勧めてみたらどうかな。
料理は「作って終わり」ではなく、「食べて、片付けて、また作る」という日々のサイクルの中に組み込まれる趣味です。
だからこそ飽きにくく、確実にスキルが上がっていく実感がある。
実益と楽しさと健康管理を一度に叶えてくれる、60代にとって理想的な趣味の一つです。
第6位|カメラ・写真撮影
定年退職した翌朝のことを、今でもよく覚えています。
なんとなく近所を散歩していたら、公園の紫陽花が朝露に濡れて、それはもう息をのむほど美しかったんですね。
ポケットからスマホを取り出して、思わずパシャリ。
あの一枚がきっかけで、私はカメラの世界にどっぷりハマりました。
カメラ・写真撮影が60代に人気な理由は、「今あるスマホだけで、今日から始められる」という圧倒的な手軽さにあります。
最近のスマホカメラは本当に優秀で、一眼レフ顔負けの写真が撮れてしまうんですよ。
散歩の途中で見つけた季節の花、旅先で出会った絶景、孫の笑顔——。
何気ない日常が、ファインダー越しに見ると特別な一瞬に変わります。
しかも、撮った写真をInstagramやLINEのアルバムで共有すれば、思わぬ反応が返ってきたりするものです。
「この場所どこですか?」「素敵ですね!」なんてコメントをいただくと、次はもっといい写真を撮ろうと意欲が湧いてきます。
撮影→編集→発信という流れが、日々に心地よいリズムを生んでくれるんですね。
- スマホのみ:0円(今持っているスマホでOK)
- コンパクトデジカメ:3万〜5万円程度
- ミラーレス一眼(入門機):7万〜12万円程度
- 写真編集アプリ:無料〜月額1,000円程度
まずはスマホで「きれいだな」と思ったものを撮るところから始めてみてください。
構図やテクニックは、撮っているうちに自然と身についていきますよ。
第7位|楽器演奏(ピアノ・ギター・ウクレレ)
「この歳から楽器なんて、さすがに遅いでしょう」
——そう思った方、ちょっとだけ聞いてください。
実は楽器演奏は、60代の脳にとって最高のトレーニングであることが科学的に証明されています。
楽譜を目で追いながら、両手の指を別々に動かし、耳で音を確認する。
この「同時に複数のことをこなす」という行為が、脳の広い領域を一度に活性化させるのです。
トロント大学の研究では、楽器の練習を続けた高齢者グループは、そうでないグループに比べて記憶力や注意力の低下が緩やかだったという結果が出ています。
「でも、楽器って習得に何年もかかるんじゃ……」と不安な方には、ウクレレをおすすめしたいですね。
弦は4本だけ。ギターの6本に比べて指への負担がぐっと軽いのが特徴です。
コードを3つ覚えれば、「ハッピー・バースデー」が弾けてしまいます。
早い方なら2〜3日で1曲弾けるようになるので、達成感がすぐに味わえるのが嬉しいところ。
あのコロンとした丸い音色が部屋に響くと、なんだか心までほぐれていくんですよ。
ピアノも最近は60代以上を対象にした教室がどんどん増えています。
「楽譜が読めない」「指が動かない」を前提にしたカリキュラムが組まれているので、まったくのゼロからでも安心して通えます。
かつて憧れだったあの曲を、自分の指で奏でる——。
その瞬間の感動は、何歳から始めても変わりません。
第8位|ゴルフ・グラウンドゴルフ
シニアスポーツの定番といえば、やはりゴルフでしょう。
朝もやの中、手入れされた芝の香りを吸い込みながらティーショットを放つ。
あの爽快感は、一度味わうとクセになります。
ゴルフが60代に向いている理由は、自分のペースで楽しめることにあります。
走り回る必要はありませんし、18ホール歩けば約8〜10kmのウォーキングに相当します。
有酸素運動と日光浴を同時にこなせるわけですから、健康効果は折り紙つきです。
「でも、ゴルフって道具もプレー代も高くない?」という声が聞こえてきそうですね。
たしかに、本格的にコースを回ると1回で1万円以上かかることもあります。
そこでおすすめしたいのが、グラウンドゴルフです。
グラウンドゴルフは、公園や広場でプレーできる手軽なスポーツ。
専用クラブとボールのセットは5,000円程度から手に入りますし、プレー場所は無料〜数百円の場所がほとんどです。
ルールもシンプルで、初めてでもすぐに楽しめるのが魅力ですね。
- 中古クラブを活用する(フルセットで2〜3万円から)
- 平日・早朝・薄暮プレーの割引を狙う
- ショートコースや河川敷コースを利用する
- グラウンドゴルフに切り替えて月額費用を大幅カット
「青空の下で体を動かしたいけど、激しい運動はちょっと……」という方にぴったりの趣味です。
第9位|ブログ・SNS発信

え、マジっすか? おじさん世代がブログとか書くんすか?

むしろ僕たち世代こそ書くべきだと思うよ。だって40年分の仕事や人生のネタがあるからね。若い人にはまだ持てない”蓄積”があるんだ。
60代がブログやSNS発信を始めるべき最大の理由——。
それは、あなたの人生経験そのものが、誰かにとって価値あるコンテンツになるということです。
定年後の暮らし方、病気との向き合い方、子育てや介護の経験談。
こうしたテーマは、同世代はもちろん、これから同じ道を歩む若い世代にとっても貴重な情報源になります。
私自身、このブログを始めてから「ヒロさんの記事で勇気をもらいました」というメッセージをいただくことがあります。
画面の向こうに確かに届いている——その実感は、何ものにも代えがたい喜びなんですよね。
費用面でもハードルは低めです。
無料ブログサービスなら0円、WordPressでも月額1,000円前後のレンタルサーバー代で始められます。
高価な道具も特別なスキルも必要ありません。
必要なのは、パソコンかスマホと、「伝えたい」という気持ちだけです。
文章を書くという行為は、自分の考えを整理し、言葉にまとめる作業でもあります。
これが脳にとって良い刺激になることは、言うまでもないでしょう。
書いて、発信して、反応をもらう。
このサイクルが回り始めると、毎日がぐんと充実していきますよ。
第10位|語学学習(英会話・韓国語)
「Hello, how are you?」
もし海外旅行先で、現地の人とこの先の会話が自然に続いたら——想像しただけでワクワクしませんか?
語学学習が60代の趣味として注目されている背景には、大きく2つの理由があります。
ひとつは、オンライン英会話の普及です。
自宅のリビングから、画面越しに海の向こうの講師と会話ができる時代。
わざわざ教室に通う必要はなく、早朝でも深夜でも、自分の好きな時間にレッスンを受けられます。
1回25分、月額6,000〜7,000円程度のサービスが主流なので、経済的にも続けやすいのが特徴です。
もうひとつは、認知症予防の効果が期待されていること。
新しい言語を学ぶとき、脳は単語の記憶、文法の理解、発音の練習を同時にこなしています。
この「脳のマルチタスク」が、認知機能の維持に良い影響を与えるという研究報告があるのです。
英語以外では、韓国語の人気がここ数年で急上昇しています。
韓国ドラマやK-POPがきっかけで学び始める60代の方が増えているんですね。
好きなドラマを字幕なしで観る——そんな目標があると、学習のモチベーションがぐっと上がります。
費用を抑えたい方には、NHKラジオの語学講座がおすすめです。
テキスト代は月550円ほど。放送はアプリで聴き逃し配信もされていますから、自分のペースで進められます。
通勤していた頃の電車の中のように、朝のコーヒータイムを「学びの時間」にしてみてはいかがでしょうか。
2. 【タイプ別】あなたに合った趣味の見つけ方


ランキングを見ても、正直ピンとこないのよね……。どれも良さそうだけど、私に合うのがどれか分からないわ。

テルさん、その気持ちよく分かりますよ。選択肢が多すぎると、かえって迷ってしまいますよね。そんなときは、自分なりの「軸」を決めて絞り込んでいくのがコツなんです。
ランキングはあくまで「人気の傾向」にすぎません。
大切なのは、自分の体力・予算・性格に合った趣味を選ぶこと。
ここからは4つの軸で、あなたにぴったりの趣味を見つけるお手伝いをしていきますね。
2.1 体力レベルで選ぶ(アクティブ派 vs インドア派)
趣味を選ぶときに、まず考えてほしいのが自分の体力レベルです。
なぜなら、60代は体力に個人差が大きい世代だから。
毎日5km走れる方もいれば、膝が痛くて長時間の散歩がつらい方もいます。
大事なのは、他人と比べず「今の自分の体力」に正直になることです。
【アクティブ派】体力に自信がある方
- ゴルフ・グラウンドゴルフ
- 国内外の旅行
- カメラを持っての街歩き・山歩き
- 家庭菜園・ガーデニング
【インドア派】体力に不安がある方
- 読書
- ブログ・SNS発信
- 語学学習(オンライン英会話)
- 楽器演奏
私の同僚で、張り切ってフルマラソンに挑戦した結果、膝を壊してしまった方がいました。
趣味が原因でケガをしてしまっては本末転倒ですよね。
「無理をしない」ことこそが、趣味を長続きさせる最大の秘訣です。
最初はインドアから始めて、体力がついてきたら少しずつアクティブな趣味に移行していく——そんなステップアップの仕方もアリですよ。
2.2 予算で選ぶ(お金がかかる趣味 vs お金がかからない趣味)
年金生活に入ると、現役時代のように自由にお金を使えない場面も出てきます。
だからこそ、趣味にかかる費用をあらかじめ把握しておくことが大切です。
「始めてから思ったよりお金がかかって、やめざるを得なくなった」——そんな悲しい結末は避けたいですよね。
主な趣味の月額費用をまとめてみました。
| 趣味 | 初期費用の目安 | 月額費用の目安 | コスパ評価 |
| 読書 | 0円 | 0〜1,500円 | ★★★★★ |
| ブログ・SNS発信 | 0〜3万円 | 0〜1,000円 | ★★★★★ |
| ウォーキング | 5,000〜1万円 | 0円 | ★★★★★ |
| 家庭菜園 | 3,000〜1万円 | 1,000〜3,000円 | ★★★★☆ |
| 語学学習 | 0〜5,000円 | 550〜7,000円 | ★★★★☆ |
| カメラ・写真撮影 | 0〜12万円 | 0〜1,000円 | ★★★★☆ |
| ウクレレ | 5,000〜2万円 | 0〜5,000円 | ★★★★☆ |
| グラウンドゴルフ | 5,000〜1万円 | 500〜2,000円 | ★★★★☆ |
| ピアノ | 5〜15万円 | 5,000〜1万円 | ★★★☆☆ |
| ゴルフ | 3〜10万円 | 1〜3万円 | ★★☆☆☆ |
| 旅行 | — | 1〜5万円 | ★★☆☆☆ |
この表を見ると、読書・ブログ・ウォーキングあたりがコスパ最強であることがわかりますね。
逆にゴルフや旅行は費用がかさみやすいので、回数を調整して楽しむのが賢い付き合い方です。
年金生活の中で趣味を楽しむコツは、「お金がかかる趣味」と「かからない趣味」を組み合わせること。
たとえば、普段はウォーキングとブログを楽しみつつ、月に1回だけゴルフに行く——。
こうしたメリハリのある楽しみ方なら、お財布にもやさしく、満足度も高くなりますよ。
2.3 人とのつながりで選ぶ(一人で楽しむ vs 仲間と楽しむ)
趣味を選ぶとき、意外と見落としがちなのが「その趣味は一人でやるのか、誰かとやるのか」という視点です。
定年後は、会社という「強制的な人間関係」がなくなります。
これは自由でもありますが、放っておくと社会とのつながりがどんどん薄くなるリスクもあるんですね。
一方で、「一人の時間が何より好き」という方にとっては、無理に仲間を作る必要もありません。
自分の性格に合ったスタイルを選ぶのが、長続きのポイントです。
【一人で完結できる趣味】
- 読書 — 静かに自分と向き合う時間
- ブログ執筆 — 一人で書きつつ、読者とゆるくつながる
- カメラ・写真撮影 — マイペースに撮り歩き
- 語学学習 — オンラインで完結可能
- 楽器演奏 — 自宅でコツコツ練習
【仲間と楽しめる趣味】
- ゴルフ・グラウンドゴルフ — プレー後の食事も楽しみのひとつ
- 旅行 — 気の合う仲間との思い出作り
- 家庭菜園 — 市民農園で隣の区画の方と交流
- 料理教室 — 同じテーブルで笑いながら学ぶ
おすすめは、一人の趣味と仲間の趣味を1つずつ持つこと。
平日は読書やブログで自分の世界を楽しみ、週末はゴルフ仲間とコースに出る——。
このバランスがあると、孤独感に悩まされることも、人付き合いに疲れることも少なくなります。
2.4 脳への刺激で選ぶ(認知症予防に効果的な趣味)
60代の趣味選びで、正直なところ一番気になるのが「認知症の予防になるかどうか」ではないでしょうか。
私も65歳を過ぎてから、以前より固有名詞が出てこなくなることが増えました。
「あの俳優さん、ほら、あのドラマに出てた……」と指をパチパチ鳴らす場面、身に覚えがある方も多いのでは。
認知症予防の研究で注目されているのが、「デュアルタスク」という概念です。
デュアルタスクとは、文字通り「2つのことを同時に行う」こと。
たとえば、楽譜を読みながら指を動かす(楽器演奏)、外国語を聞きながら意味を考えて返答する(語学学習)。
こうした複数の脳機能を同時に使う活動が、認知機能の維持に効果的だとされています。
- 楽器演奏 — 視覚・聴覚・運動を同時に使うデュアルタスクの代表格
- 語学学習 — 新しい言語の記憶と会話のリアルタイム処理が脳を刺激
- 将棋・囲碁 — 先を読む思考力と記憶力をフル活用
- ブログ執筆 — 情報の整理・構成・表現という複合的な脳作業
- 料理 — 手順の計画・同時並行の調理・味覚の判断を同時進行
特に楽器演奏と語学学習は、複数の研究で認知機能への好影響が報告されており、脳トレとしての効果が高い趣味といえるでしょう。
ただし、大切なのは「楽しんで続けられるかどうか」です。
いくら脳に良いと言われても、苦痛を感じながらやっていてはストレスが溜まるだけ。
認知症予防の効果はあくまで「おまけ」くらいに考えて、まずは純粋に「面白そう」と思える趣味を選んでみてください。
楽しいと感じている時間そのものが、実は脳にとって最高の栄養なのですから。
3. 60代から趣味を始めて「続けるコツ」5つ

ここまでランキングを見て、「よし、やってみよう!」と思った方もいるでしょう。
でも、正直に言いますね。
60代の趣味で一番多い悩みは「始めたけど続かない」なんです。
私自身、定年後にギターを買って3日で押し入れに入れた経験があります。
あのときは「自分には向いてない」と落ち込みました。
けれど今振り返ると、続かなかったのは才能の問題じゃなく、やり方の問題だったと気づいたんですね。
ここでは、試行錯誤で見つけた「続けるコツ」を5つお伝えします。
コツ①|最初の目標は「3回やること」にする
新しい趣味を始めるとき、「毎日30分やろう」なんて目標を立てていませんか。
その気持ちはわかります。
でも、いきなり毎日はハードルが高すぎるんですよ。
最初の目標は「とにかく3回やる」。これだけで十分です。
たとえば水彩画なら、1回目は道具を並べて線を引くだけ。
2回目は好きな色を塗ってみる。
3回目にようやく「あ、ちょっと楽しいかも」と感じる瞬間が来ます。
3回やって「やっぱり合わないな」と思ったら、やめてOK。
それは失敗じゃなく、「自分に合わないことがわかった」という立派な成果ですから。
コツ②|道具にこだわりすぎない
これ、私も経験があるので声を大にして言いたいのですが――。
「形から入って満足する」のは初心者あるあるです。
カメラを始めようとして、いきなり20万円のミラーレス一眼を買った知人がいました。
結果、2カ月後にはメルカリに出品していましたね。
最初は最低限の道具で始めるのが鉄則です。
- 最初は借りるか、一番安いモデルで試す
- 「3カ月続いたらグレードアップ」をご褒美にする
- 道具を買う前に、まず手ぶらで体験できる場所を探す
良い道具は、趣味が続いてから買っても遅くありません。
むしろ、続けた後のほうが「自分に必要なスペック」がわかるので、買い物の精度も上がりますよ。
コツ③|一緒にやる仲間を見つける
趣味が長続きする人と、すぐやめてしまう人。
その違いは何だと思いますか。
私が見てきた限り、一番大きな差は「仲間がいるかどうか」でした。
一人でコツコツ続けられる人もいます。
でも多くの場合、誰かと一緒にやるほうが圧倒的に続くんですよね。
仲間を見つける場所は、意外と身近にあります。
- 地域のサークル:市区町村の広報誌やホームページに情報あり
- 公民館の講座:参加費が安く、初心者向けが多い
- オンラインコミュニティ:FacebookグループやLINEオープンチャットなど
さらに言うと、しばらく続けて上達してきたら「教える側」に回るのもおすすめです。
私はパソコン教室のボランティア講師をしていますが、教えることで自分の理解も深まりますし、感謝されるのは素直に嬉しいものです。
「教える楽しさ」を知ると、趣味が一段と輝き始めますよ。
コツ④|SNSで発信する(成長記録として)
「え、60代でSNS?」と思うかもしれません。
でも、これが意外と効くんです。
たとえばインスタグラムに、描いた水彩画を1枚アップする。
それだけで「次も投稿したいから、もう1枚描こう」という気持ちが生まれます。
SNSへの投稿は、いわば「成長の記録帳」です。
1カ月前の自分と今の自分を見比べられるのが、何より励みになるんですよね。

え、おじさんもインスタやってんの?ちょっと意外なんだけど。

フォロワーは50人くらいだけどね。でも「いいね」が1つ付くだけで、次も頑張ろうって思えるんだよ。数じゃないんだ、これが。
ブログに趣味の記録を書くのも同じ効果があります。
別にバズらなくていいんです。
過去の自分が読者だと思えば、それだけで十分に書く意味がありますから。
コツ⑤|「趣味は変えてもいい」と割り切る
最後に、一番大事なことをお伝えします。
趣味は一つに固執しなくていいんです。
春はガーデニング、夏は釣り、秋は読書、冬は将棋。
季節や体調に合わせて趣味を変えるのは、むしろ賢い選択だと私は思っています。
膝が痛い時期にウォーキングを無理する必要はありません。
そんなときは家でできる趣味に切り替えればいい。
大切なのは、趣味の「引き出し」を複数持っておくことです。
一つがダメでも別の引き出しを開ければいい。
そう思えるだけで、趣味との付き合い方がぐっと気楽になりますよ。
4. 60代だからこそ楽しめる「デジタル趣味」のすすめ

ここからは、IT業界に40年いた私だからこそお伝えできる話をさせてください。
60代の趣味というと、ウォーキングや園芸など「アナログ系」が注目されがちです。
もちろんそれも素晴らしい。
でも、デジタルの世界にも60代が楽しめる趣味はたくさんあるんですよ。

私、パソコンは本当にダメなのよ…。メールを打つのがやっとだわ。

テルさん、スマホでLINEもYouTubeも使ってるでしょう?それができてるなら、デジタル趣味の素質は十分ありますよ。
スマホが使えるなら、デジタル趣味のハードルは思っているより低いです。
ここでは、私が実際にやっている3つのデジタル趣味を紹介しますね。
4.1 ブログ運営で「人生の棚卸し」をする
私がブログを始めた理由は、実はシンプルでした。
40年間のIT経験を、誰かの役に立つ形で残したかったんです。
定年退職して気づいたのは、自分の頭の中に膨大な知識と経験が眠っているということ。
会社員時代は当たり前だったことが、世の中の人にとっては「知りたい情報」だったりするんですよね。
子育ての経験、仕事で学んだこと、趣味で得た知識。
60代の方なら誰でも、40年分の人生がそのままコンテンツの宝庫になります。
ブログの運営費は、WordPressでも月1,000円ほど。
趣味としてはかなり低コストですし、書くことで自分の人生を振り返る「棚卸し」にもなります。
私はブログを始めてから、「あの経験にはこんな意味があったんだ」と気づくことが増えました。
文章を書くのは、過去の自分と対話するような時間なんです。
4.2 生成AI(ChatGPT・Gemini・Claude)で新しい学びを
2024年から急速に広まった生成AI。
「若い人のもの」と思っていませんか。
実は、60代こそ生成AIと相性がいいと私は感じています。
理由はシンプルで、生成AIは「物知りな話し相手」のような存在だからです。
たとえば、こんな使い方ができます。
- 「俳句の季語について教えて」と聞けば、丁寧に解説してくれる
- 「この料理のレシピをもっと簡単にして」と頼めば、アレンジ版を提案してくれる
- 「英語の発音で注意すべき点は?」と質問すれば、何度でも嫌な顔をせず教えてくれる
人間の先生と違って、何度同じことを聞いても怒られない。
これが60代にとって、どれだけありがたいか。
「今さらこんなこと聞けない」が一切ないんです。
ChatGPT、Gemini、Claudeなど無料で使えるサービスも多いので、まずはスマホで試してみてください。
使い道は本当に無限ですよ。
4.3 オンライン講座で「学び直し」を楽しむ
「もう一度、何かを学びたい」。
60代になってそう感じる方は、意外と多いんですよね。
でも、教室に通うのは億劫だし、決まった時間に出かけるのも大変。
そんな方にぴったりなのが、オンライン講座です。
- 大学の公開講座:歴史、文学、哲学など教養系が充実。無料~数千円
- NHKカルチャー:語学、音楽、美術など幅広いジャンル。オンライン対応講座あり
- Udemy:ITスキルから写真編集まで。セール時は1,500円前後で講座が買える
自宅のソファに座ったまま、好きな時間に学べる。
わからなかったら巻き戻せる。
この気楽さが、60代の「学び直し」には最高にフィットするんです。
私は最近、Udemyで動画編集の講座を受講しました。
若い講師が丁寧に教えてくれるので、まるで孫に手ほどきを受けているような気分になりましたよ。
5. 趣味が見つからない60代へ|焦らなくて大丈夫


ここまで読んで、「それでも見つからない…」と感じている方へ。焦る必要は、まったくありませんよ。
5.1 「趣味がない」のは恥ずかしいことじゃない
「趣味は何ですか?」と聞かれて、答えに詰まる。
そんな経験をしたことはありませんか。
安心してください。
実は、60代の約25%が「これといった趣味がない」と回答しているという調査データもあります。
4人に1人です。
つまり、趣味がないのは決して少数派ではないし、恥ずかしいことでもありません。
40年間、仕事と家庭に全力を注いできたんです。
自分のための時間がなかったのは、当たり前のこと。
むしろ、「これから趣味を探そう」と思えている時点で、すでに一歩前に進んでいると私は思います。
「趣味探し」自体を楽しめばいいんですよ。
あれこれ試して、「これは違ったな」「お、これは面白いぞ」と感じるプロセスそのものが、実は立派な趣味のようなものですから。
5.2 まずは「体験」から始めよう
趣味を見つけるための、一番確実な方法をお伝えしますね。
それは、「体験講座に行くこと」です。
頭の中で「これ向いてるかな?」と考えても、答えは出ません。
実際にやってみないと、好きかどうかはわからないんです。
- 公民館の体験講座:無料~数百円で気軽に参加できる
- カルチャーセンターの1日体験:陶芸、書道、ヨガなど種類が豊富
- ホームセンターのワークショップ:DIYや園芸の入門に最適
ポイントは、「合わなかったらやめる前提」で参加すること。
お試しなんですから、義務感を持つ必要はまったくありません。
デパ地下の試食と同じだと思ってください。
味見して「おいしい!」と思ったものだけ買えばいいんです。

デパ地下の試食って例え、すごくわかりやすいわ!気軽にあちこち味見してみようかしら。
6. まとめ 60代の趣味は「人生のOSアップデート」だ

最後に、この記事の内容を振り返りましょう。
- 1位:散歩・ウォーキング
- 2位:国内旅行・日帰り旅
- 3位:園芸・家庭菜園
- 4位:読書・図書館通い
- 5位:料理・お菓子作り
- 6位:カメラ・写真撮影
- 7位:楽器演奏(ピアノ・ギター・ウクレレ)
- 8位:ゴルフ・グラウンドゴルフ
- 9位:ブログ・SNS発信
- 10位:語学学習(英会話・韓国語)
そして、趣味選びで大切なポイントは次の3つでした。
- 体力・予算・社会性・脳への刺激の4軸で自分に合った趣味を選ぶ
- 最初は小さく始めて「3回」やってみる
- 仲間を見つけて、SNSで発信すると続きやすい
IT屋の私は、趣味のことを「人生のOSアップデート」だと思っています。
パソコンのOSも、アップデートしなければ古くなって動きが鈍くなりますよね。
人間も同じです。
新しい趣味を始めるということは、自分の中に新しいソフトをインストールするようなもの。
それによって、できることが増え、見える景色が変わり、毎日がもっと面白くなる。
老後は「余生」なんかじゃありません。
新しい自分を見つけるための、壮大なプロジェクトの始まりです。
完璧な趣味を最初から見つける必要はないし、途中で変えたって構わない。
大事なのは、「やってみよう」と一歩を踏み出すこと。
その一歩が、あなたの60代をもっと豊かにしてくれると、私は確信しています。

パソコンの再起動は電源ボタン1つ。人生の再起動も、たった1つの趣味から始まりますよ。さあ、あなたはどの「アプリ」をインストールしますか?

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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